2018年10月アーカイブ

季節ごとに、絶対に時期をズラしてはいけない仕事が決まっているところが、今も昔も共通する農業の厳しさだ。

省力化、近代化と言っても、スイッチひとつで作物が育つわけではない。

ただ、炎天下で中腰の姿勢になって一日中、雑草取りをしたり、水稲であれば一本一本手植えをするような作業から解放された点は、労働の質を大きく変えたといえるだろう。

〇〇さんは、「だから、あの当時に比べると今は面積で3倍くらい作っています。人数も昔は4人、5人が農作業やってたけど、今は3人いれば多い方ですから、能率がすごく上がったということです」

もちろん、単位当たりの収量も飛躍的に増えた。

30年前と比べたら、少なくとも二倍以上にはなっているという。

こうした作業効率の向上と負担軽減、収穫量の増大を可能にしたのが、農薬であり、農業機械であり、これらの使用をも含めた農業技術の進歩だといえるだろう。


このアーカイブについて

このページには、2018年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2018年9月です。

次のアーカイブは2018年12月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。