ダイオキシンの毒性に対する国民の関心と不安が高まる中で、96年旧厚生省は、それまでの評価指針ユ00pgを改め、TDIを10pgとしました。
ドイツに遅れること=年です。
一方世界保健機関(WHO)は、TDIを1~4pgに厳しく設定し直しました(98年)。
4pgは当面のTDIで、目標値を1pgとしました。
WHOの決定に後押しされて、政府はようやく99年にTDIを4pgとしました。
また、2000年にはWHOと同様コプラナーPCB(co-PCB)をダイオキシン類に加えました。
世界の情勢はダイオキシンの規制をさらに厳しくする方向です。
WHOヨーロッパ委員会は、2001年=月、ダイオキシンやPCBの削減戦略を採択、「人が摂取する量をEU食品科学委員会により勧告されたレベル(1日2pg)以下にする」としました。
これまでのTDI4pgの2倍厳しい基準です。
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