製茶工場は協同方式で運営

荒茶の段階でも、まだ水分は5%位残っていて、乾燥は十分でないし、形も不揃いである。

これを仕上げ加工にかけたうえで、茎や粉を選別して、やっとできあがりである。

これをブレンドして香味を調整したものが、茶箱に詰められる。

当然のことながら、かつては手作業で行われていたが、今はほとんどが機械化されている。

これだけの工程に必要な機械は、個人ではとても揃えられないし、効率も良くない。

各農家が協同方式で製茶工場を運営している。

掛川の製茶工場に所属している角皆さんと西川さん、製茶工場に属している鈴木さんに、農薬使用の実情を聞いてみた。

まず3人が口を揃えたのは、「農薬なしではお茶は作れない」ということだ。

「肥培管理きちんとすれば、虫は必ずつく」ということ、主力品種の「やぶきた」は炭そ病に弱く、そのための防除が必要なことが強調され、「無農薬は考えられない」という点で一致した。


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このページは、-が2018年9月22日 10:25に書いたブログ記事です。

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