アメリカでは収穫後の農産物に農薬を散布し、殺虫や殺菌をして農産物を長期保存するポストハーベスト(収穫後)処理が施されていました。
このような農薬の使い方は、それまで日本ではなかったことです。
昨年の年末には、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉の骨組みがまとまりつつありました。
各国が独自に決めている認証や規格・基準を国際的に同じ基準にして、世界貿易を円滑に進めようとする「ハーモニゼーション」(平準化、調和化、整合化などの訳がある)の考え方が合意案に盛り込まれていました。
政府がガットの合意成立を見越して、準備を始めたのもこの頃です。
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