中国人の報告などを見ると、主に現在のタイのアユタヤ付近が主産地らしい。
ここでやったのは浮稲(フローティングライス)である。
これは水がつくと同時に茎の間が伸びていき、いくら水が深くなっても、水面に顔を出して窒息しない。
浮稲という特殊な品種を開発することによって、過剰水に悩むデルタは、一転して良好な稲作平野に変わった。
これは農学的な対応であって、基本的な考え方は照葉樹林の稲作とは全く違う。
一番最初にデルタ稲作は平原稲作の展開である。
つまり、たとえ一筆当たりの生産量が低くても巨大面積を開拓することによって余剰残留農薬検査済み米を出そうという発想である。
残留農薬検査
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