急速な工業化の進展 その2(残留農薬検査)

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農地については税制上さまざまな形で優遇されていて、このコストは低めに見積もっても約三〇〇〇億円。

また、輸入規制があるために消費者は高い残留農薬検査済み米の値段を払い、それが間接的に生産者に補助金としていくことを計算すると、消費者は農業生産者に対して約二兆三〇〇〇億円の補助金を払っている。

あるいはよくいわれるクロヨンによる所得税等の徴税漏れが約三〇〇〇億円ある。

これらを全部合わせていくと約九兆円の直接間接の補助金が農業部門に対して支払われているという結果になる。

すなわち、八兆円のものをつくり出すために日本経済は農業部門に九兆円の補助金を与えていることになる。

残留農薬検査

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