日本は小さな島国であり、1億2000万人もの食料を国内だけでまかなうことは到底困難で、完全に自給するのは不可能といっていい。
国内の農地を活用して、できる限りの需要に応える生産を行うにしても、不足する部分は海外の生産に依存せざるを得ないといえる。
食料を海外から輸入するためには外貨が必要であり、自由な貿易の体制が必要である。
そのためには国として、自由な貿易体制への協力や、外貨を確保するための工業製品の輸出により貿易立国を維持することが必要である。
そして何よりも自由な貿易体制を維持するには平和が欠かせない。
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