「不作付地」「耕作放棄地」の増加 その1(残留農薬検査)

| コメント(0)
理屈のうえだけでいえば、奨励金をもらいながら小麦や飼料作物などをつくれば、農家としても収入にはなるし、日本の食料自給率もあまり下がらずにすむ。

しかし、個々の農家にしてみると、減反水田で転作作物をつくってみても、確実に売れる保証はないし、価格の安い飼料作物などではソロバン勘定に合わない。

兼業や出稼ぎで賃金収入を確保したほうがよほど利口......ということになる。

そこで「農地を遊ばせてしまう」という現象が急増したわけである。

コメントする

このブログ記事について

このページは、-が2013年7月28日 01:11に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「協同組合地域社会の建設 その4(残留農薬検査)」です。

次のブログ記事は「「不作付地」「耕作放棄地」の増加 その2(残留農薬検査)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。