地租改正 その1(残留農薬検査)

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日本で地主・小作関係が急速に広がり始めたのは、明治政府の地租改正からだ。

農地の税金(地租)が現金になったのだ(ちなみに江戸時代の年貢は現物納だった)。

自給自足的生活で現金収入の乏しい中小農家は困り果てた。

地租を払うために、なけなしの農地を裕福な農家や商人に売って小作になる小農民が増えるという道筋をたどり、農村に地主制度が広がった。

小作料も江戸時代の年貢同様、収穫物のコメの現物納入が一般的。

ひどい例だと収穫量の半分を超す重さだった。

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このページは、-が2013年9月11日 00:36に書いたブログ記事です。

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