地租改正 その5(残留農薬検査)

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そこでは「指令が出る一か月前に農林官僚がGHQに彼らの農地改革構想を説明し、驚くほどのイニシアティブを示した」と報じられている。

敗戦以前から暖められていた改革構想があったことを示唆する事実である。

もう一つは、地主から強制的に買い上げる土地代金の支払い方法についての折衝。

GHQ原案は「収穫物の価格にスライドした年賦」だった。

韓国も占領軍の指導で農地改革を行なったが、GHQ原案どおりの支払方法をとったため、買い受けた旧小作農はインフレによって高騰する年賦支払いに困窮したという。

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このページは、-が2013年9月23日 02:40に書いたブログ記事です。

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