関税化の受け入れという新展開 その1(残留農薬検査)

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1995(平成7)年のコメ市場の部分開放から4年目の11月になって、政府は、突如、1999(平成11)年4月から前倒ししてコメの関税化を行うと発表した。

ガット・ウルグアイラウンド合意は2000(平成12)年までしか規定されておらず、2001(平成13)年以降、政府はコメの関税化を受け入れるかどうかをまったく未定にしていたにもかかわらず、あたかも関税化が既定の事実であるかのように前倒しをすると発表したのである。

そしてその理由を、2年で12万トンの輸入量を減らすことができるから、と説明した。

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このページは、-が2014年1月 6日 00:52に書いたブログ記事です。

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