関税化の受け入れという新展開 その3(残留農薬検査)

| コメント(0)
これに関しては、1キロ当たり351.7円の関税がかけられた。

すなわち従量税が採用されたのである。

そして政府は、これだけの関税をかければ、ほとんどコメは入ってこないと予想した。

1キロ当たり351.7円は、従価税に換算するなら、1000パーセントの関税率に当たるのであるから、その予想は当たって当然であった。

ガット・ウルグアイラウンド合意では、1986~1988(昭和61~63)年を基準年とする内外価格差分の関税を課すことが認められており、これは、それにのっとった措置ということになる。

コメントする

このブログ記事について

このページは、-が2014年1月12日 01:54に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「関税化の受け入れという新展開 その2(残留農薬検査)」です。

次のブログ記事は「政官業の不協和音発生 その1(残留農薬検査)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。