ウンシュウミカン その2(残留農薬検査)

| コメント(0)
しかし、皮が自然にオレンジ色になるのを待っていたら、高値で売れるここぞという出荷時期を逃してしまう。

そこで、この緑色を消す方法がある。

植物ホルモン・エチレンの作用を利用するもので、昭和四十年代から普及しているものだ。

五〇〇ppmぐらいのエチレンを充満させた専用倉庫やビニール・ハウスに、収穫、または貯蔵してあったミカンをだいたいひと晩入れておく。

するとエチレンの作用で呼吸が活発になり、葉緑素は消えてしまう。

翌朝には、みごとなオレンジ色のミカンができあがりというわけだ。

コメントする

このブログ記事について

このページは、-が2014年3月28日 10:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ウンシュウミカン その1(残留農薬検査)」です。

次のブログ記事は「表面のワックス処理(残留農薬検査)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。