国土資源でできるものを考えますと、米穀、雑穀、イモ、豆、野菜、それに近海魚。
昔の伝統的な日本食です。
現在のような食生活をやろうとするから完全自給はできないのです。
昔の日本食に戻ればできるのです。
だいたい、昭和10年とか昭和三〇年ごろはほとんど完全自給です。
このとき、一人一日二三〇〇キロカロリーです。
今、二六〇〇ですから、二三〇〇というと低いように思いますけれども、そうでもないのです。
このカロリー計算には捨てる部分も入っているからです。
お皿の上に食べ残したものも一応消費したと考えてカロリーに入っている。
犬に食べさせたものも人間が食べたというふうに計算する。
天ぷらのばあいなど油で揚げて、そのあとあの油、飲む人いないですよね。
酸化したら捨ててしまうでしょう。
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