サケの遡上で有名な十勝川流域には、十勝平野が広がる。
ワインの里・池田町や、今は廃線になった広尾線の愛国駅、幸福駅など、全国に知られる観光地も多い。
しかし、この広大な十勝平野は、約80%が火山灰地であり、土壌条件は決して良いものではない。
今日の、一大農業地帯を作りあげたのは、土地の改良を続け、寒冷地農業に挑んだ先人達の、血のにじむ労苦に負うところが大きいという。
竹内さんは、帯広市の東にある幕別haで、小麦、ばれいしょ、ビート、豆などを約27ha耕作している。
農作業の担い手は、奥さんと、お父さんを含めて三人。
「私が(地元に)戻ってきてから、約七haの規模拡大をしましたが、作業の省力化をしなければ、とてもやっていけません」
残留農薬検査
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