「最小の労力で最大の利益を」という近代農法は、1961年の農業基本法に基づく農政によって日本全国で一般化しました。
化学肥料や、殺虫剤・殺菌剤・除草剤などの農薬は、多年にわたる農民の重労働を軽減し、農産物の収穫量を安定させ、規模拡大や大量生産を可能にしました。
化学肥料や農薬なしでは、近代農法も基本法農政も成り立たなかったといえるほどです。
しかしその一方で、化学肥料や化学合成農薬の乱用は、虫や土中の有用微生物を殺すなど自然生態系を壊したり、や、食べものへの農薬残留による消費者の健康被害など、公害を起こしたり、天敵などの益さらに農薬による農民の健康破壊悪影響が問題になってきました。
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