糖質からのエネルギー摂取量は減っていることになる。
その結果、まず狩猟民族の第一の病気である大腸癌がふえてきた。
脂肪が多くて繊維が少ないようなものを食べると肝臓から胆汁酸がでる。
胆汁酸は脂肪をうまく練り合わせて消化しやすいようにする物質であるからである。
胆汁酸が腸内で変化すると発癌性物質になることがわかってきた。
同時に、繊維の少ない食べ物を食べると便が濃縮され、しかも便秘になってくる。
そうすると発癌性物質に腸管がさらされる時間あるいは量が多くなってくる。
それが大腸癌がふえてきた原因だろうと考えられている。
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