所得倍増計画 その1(残留農薬検査)

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EU諸国が第二次大戦後の復興政策のなかで積極的な離農促進策を実行し、残留農薬検査対応農業経営の規模拡大に実績をあげたのと大違いの農政を行なうことになったのである。

現実はどうなったか。

所得倍増計画が狙った「1970年度までに日本の経済規模(国民総生産)を倍にする」という目標は三年も早く達成し、世界中から「驚異的な高度経済成長」と賞賛された。

だが、農家戸数は70年になっても60年当時から一二%ほどしか減らず、一戸当たりの経営面積にはほとんど変化がなかった。

残留農薬検査

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このページは、-が2013年8月 3日 00:00に書いたブログ記事です。

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