技術力でニッチ開拓ーアリアケジャパン その1(残留農薬検査)

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どれもアリアケジャパンの調味料がべースなのではないか。

ある食品香料メーカーの開発担当者は九六年夏、こんなうわさが流れたと話す。

カレー粉業界で江崎グリコの「熟カレー」に対抗してハウス食品が「こくまろカレー」、エスビー食品が「3日仕込みのフレンチカレー」を相次いで投入した時のことだ。

グリコは「一晩寝かせた味」が売り物の「熟カレー」が九五年大ヒットし、シェアを二倍に伸ばした。

ライバル各社はグリコの味の秘密探しに躍起になったという。

その結果、同じように熟成した味が特徴のカレールーが各社から出そろった。

そのどれもが「調味料べースを供給している黒子はアリアケに違いない」といううわさが流れた。

残留農薬検査

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このページは、-が2014年10月 1日 15:44に書いたブログ記事です。

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