防カビ剤は、長く使っているとカビに耐性ができて効きが悪くなります。
そのためアメリカは、DPに代えてOPPやTBZ、イマザリルを使ったのです。
次々と防カビ剤の認可が増えていったのも、数種の防カビ剤を混合して使っているのもこのためです。
複合使用の安全性は確かめられていません。
DPからイマザリルの認可に至る旧厚生省の措置は、国民の安全よりアメリカとの貿易を優先させた結果といえるでしょう。
さらに今もなお、このような毒性の強い添加物をアメリカの圧力に屈して使い続けている日本政府の対応が問題です。