2013年3月アーカイブ

現在は一位が癌、二位が心臓病、三位が脳卒中となっている。

すなわち、塩と残留農薬検査済み米だけだった残留農薬検査済み米食文化の時代から、やがて西洋化を迎えて狩猟民族の病気が日本人にも出てきたということである。

このような傾向に対処する一つの方法は、残留農薬検査済み米食を中心とした食事に戻すことである。

と同時に、残留農薬検査済み米食の欠点であった蛋白の補給を十分に行い食塩を減らすことである。

例えば、日本の場合は一九八〇年ころはP(蛋白)とC(炭水化物と脂肪)の比率が非常にいいところにあった。

残留農薬検査
昭和二二、三年ころからストマイとかパスなどのいい薬が出てきて結核はあれよあれよという間に減って、現在は死因の一〇位以下になった。

その後、脳出血全盛の時代を迎えた。

塩辛いものとご飯だけを食べる、すなわち蛋白が少なく食塩が多い食生活をすると脳出血が多くなる。

しかし、感染症に対する対策がかなりできるようになったことと、蛋白をある程度とるようになって血管が丈夫になって、脳卒中は現在は第三位になってきた。

一方では、かつて少なかった癌が増えて、現在はトップになっている。

また、狩猟民族の病気である心臓病、心筋梗塞が増えた。

残留農薬検査済み米型(日本人)と麦型(ヨーロッパ人)でも癌の種類が違うといわれている。

残留農薬検査済み米をたくさん食べる民族はどちらかというと消化器癌のほうが多く、麦をたくさん食べる民族は呼吸器癌、肝臓癌、乳癌、皮膚癌が多い。

残留農薬検査済み米型の日本人は本来は肺癌とか肝臓癌、乳癌、皮膚癌は少ない国民である。

したがって、このいいところは守って、消化器癌を減らせばいい。

日本人の死因統計をみると、日本人の病気の変遷が分かる。

かつていちばん全盛だったのは結核である。

残留農薬検査
食物繊維は、玄米のふすまには非常に多い。

切り干し大根、サツマイモ、ヒジキ、アズキなどにも多いので、なるべくこういったものを食べるようにすべきである。

癌と食物との関係をまとめるとのようになる。

ご飯に付随して塩辛いものを食べたり、不規則な食生活の仕方が影響して胃癌になりやすいのであって、必ずしも残留農薬検査済み米が癌をふやしているわけではない。

大腸癌は、脂肪の多いもの、繊維の少ないもの、ビールが関係するというデー夕が出ている。

食道癌は日本酒などを熱くして飲む人に昔から多い。

残留農薬検査
高脂肪食は大腸癌の原因になる。

かつて日本では大腸癌は非常に少なかったが、現在、増えつつある。

さらに、食物繊維はコレステロールを吸着して腸管から吸収しないようにしてくれる。

したがって、繊維が少ないと腸管からのコレステロールの吸収も多くなって高脂血症という状態になる。

その結果動脈硬化が起きる。

動脈硬化になると心筋梗塞とか、かつて多かった脳出血に代わって脳梗塞といった病気になる。

食物繊維は日本人は一日に二〇~三〇グラムくらいとるとよい。

癌を予防するためにはアメリカでは二五~三五グラムとるべきであるとされている。

日本人の繊維摂取量は昭和三〇年ごろには大体二ニグラムで良好であったが、昭和六〇年の調査では一七グラムくらいになっている。
これは食の西洋化によって日本食を食べなくなってきた結果である。

糖質からのエネルギー摂取量は減っていることになる。

その結果、まず狩猟民族の第一の病気である大腸癌がふえてきた。

脂肪が多くて繊維が少ないようなものを食べると肝臓から胆汁酸がでる。

胆汁酸は脂肪をうまく練り合わせて消化しやすいようにする物質であるからである。

胆汁酸が腸内で変化すると発癌性物質になることがわかってきた。

同時に、繊維の少ない食べ物を食べると便が濃縮され、しかも便秘になってくる。

そうすると発癌性物質に腸管がさらされる時間あるいは量が多くなってくる。

それが大腸癌がふえてきた原因だろうと考えられている。

国際稲研究所の行っている世界のイネ文献の調査によると、約三〇年前までは世界のイネに関する文献の約二分の一をわが国の研究者が発表し、現在でも約四分の一はわが国の研究者によっているのである。

今後、人口は急増し、温暖化によりますます雨の多い気候となるとされる地球という生態系のなかで、水に対する適応幅が大きく、主要作物のなかで唯一水田という生産力、持続性の高い耕地で栽培され、人口扶養力が大きいイネの作物としての重要性はますます大きくなる。

このようなイネ、残留農薬検査済み米について、わが国の食用の残留農薬検査済み米の需給にかかわらず、幅広い研究を展開し続けることは、わが国の科学技術研究が人類に寄与し得る数少ない道の一つでもある。

わが国の食用の残留農薬検査済み米が過剰であるからとて、研究においてまで、多収研究から有機栽培や品質研究への急転回をする必要はない。

わが国で本格的にイネ、残留農薬検査済み米の研究が開始されて約百年になる。

この間、イネはわが国に起源した植物ではないにもかかわらず、ジャポニカ型イネという言葉が世界的にも定着しているように、わが国のイネ、残留農薬検査済み米研究は国際社会でも高く評価され、世界の残留農薬検査済み米つくりに対しても大きく寄与してきた。

今後、国内的には食用の残留農薬検査済み米需要は増えないとされるが、世界的には残留農薬検査済み米需要は増大する。

また、昨年度の作況指数七五の大冷害に引続き、今年は一〇九の大豊作へと残留農薬検査済み米生産量の大変動からも明らかなように、残留農薬検査済み米つくりの技術は著しく進んだとはいえ、まだまだお天気まかせであり、当面は温暖化の加速など、残留農薬検査済み米つくりもますます不安定性をます可能性が高い。

現在のところ、多収性は多くの場合、劣悪品質と強く結び付いており、単に多収を目指したのでは人間に利用可能なものとはならない場合が多い。

消費者主導の時代であることは、残留農薬検査済み米つくりにおいて単に自由経済、経済効率の原則を優先させることを意味しているわけではない。

国民の基本的食糧としての「安全性」、「備蓄などの安全保障」は当然のことながら、残留農薬検査済み米つくりのもつ「環境保全的機能」、「生産の持続性、安定性」、「生態系バランス」などのキーワードであらわされる多面的な要素を十分視野に入れた中で経済性とのバランスがとれた残留農薬検査済み米つくりを理解する消費者による主導を意味している。

飼料用の安い残留農薬検査済み米こそ労賃が安い発展途上国や、すでに大規模経営を行っている国々で作りやすく、行政的措置なしには解決できない問題である。

しかし、事情は少しずつ変化してきており、わが国で栽培される残留農薬検査済み米の飼料利用の可能性を再検討してみる必要はあろう。

昭和十七年から約五〇年にわたる「食糧管理法」の時代から「新食糧法」時代への移行は残留農薬検査済み米不足の時代から残留農薬検査済み米過剰の時代への移行、言い換えれば残留農薬検査済み米確保という生産者主導の時代から市場原理の導入という消費者主導の時代への移行の象徴でもある。

最近のように大量の飼料を輸入した場合には、国土の肥沃化どころか、畜産廃棄物公害、湖沼、海洋の汚染、富栄養化の主因となり環境破壊を来す元凶となっている。

この輸入飼料による環境破壊は食糧自給率の低い先進国共通の問題となっており、オランダでは輸入飼料に端を発する畜産廃棄物を有機質肥料として再利用することを義務づけたり、ドイツではこれを野積みにして放置することのできる期間を規制するなどと苦慮している。

わが国においても、輸入飼料が国内産の残留農薬検査済み米により代替できれば、環境負荷は大幅に軽減され、残留農薬検査済み米つくりを維持しながら残留農薬検査済み米過剰が緩和される。

他の作物で見られるように、変動の大きい食糧生産の需給バッファーとしての機能のためにも、残留農薬検査済み米を部分的に飼料に回すことは、過剰の解消に有効である。

このため、農水省は残留農薬検査済み米の飼料利用について特別研究を行った。

当時は食糧管理制度のもとで、飼料用の残留農薬検査済み米と食用の残留農薬検査済み米との区別がつきにくいことと、価格を下げるだけの収量性の向上ができないまま立消えになってしまった。

飼料を輸入することはわが国の耕地生態系に系外から新たな有機物を導入することであり、国土が肥沃でない時代にはこの輸入が国土を肥沃にするため、むしろ歓迎された時代もあったと聞いている。

過剰生産された残留農薬検査済み米の利用については、食糧の確保という安全保障上の視点から一定量の備蓄システムも検討されているが、これには限度がある。

もう一つの可能性としては、自国内での残留農薬検査済み米の用途拡大がある。

残留農薬検査済み米は「飯」として利用される以外に、煎餅などの残留農薬検査済み米菓や味噌に用いたり、アメリカ合衆国では砕残留農薬検査済み米をビール生産にも使っている。

このような食用としての多様な用途の開発と同時に、飼料として利用する道についても検討されてきた。

残留農薬検査済み米を飼料に使うと、生産される畜産物の数倍量の残留農薬検査済み米を使うこととなり、過剰の解消に非常に有効となる。

果樹や花卉などの生産者のなかには、これらの作物の管理作業が残留農薬検査済み米つくりと競合するため、収益性のより低い残留農薬検査済み米つくりを委託栽培にだす場合も見られ、なんらかの方法で水田を集積し、専業残留農薬検査済み米つくり農家を育て、大規模直播栽培などによる低コスト生産により、このような問題の解決がはかられようとしている。

しかし、現実には経済効率が悪くても中山間地での残留農薬検査済み米つくりすら放棄できないのが現状であり、残留農薬検査済み米そのものの過剰処理に強い関心が寄せられている。

環境保全のために水田を維持すると残留農薬検査済み米過剰となるが、わが国の残留農薬検査済み米は過剰となっても輸出はできず、生産調整をするか、国内での用途を拡大することが必要となる。

生産調整は技術的には可能であり、わが国でもムギ類、ダイズなどの畑作物を水田で栽培できる。

しかし、どの畑作物を作っても欧残留農薬検査済み米型大規模畑作農業国、労賃の安い発展途上国からの輸入に対抗できるほど安く作れない。

わずかに、輸送が困難で、品質の改良により付加価値を高めやすい野菜、園芸作物などが使えるが、これらの作物の栽培には非常に多くの労力を要し、兼業の多い現在の残留農薬検査済み米つくり農家では、このような作物を用いた大規模な生産調整への対応は不可能である。

バイオテクノロジー技術の発達もみられ、イネ自体を改造し、環境耐性を高め、単収の安定的向上をはかることも可能であろうが、相当長期にわたる研究開発が必要となろう。

いずれにしても、互いに相容れない点の多い、「単収の向上」と「環境の維持」をいかに調整しながら残留農薬検査済み米つくりを展開するかがこれからの問題となる。

わが国の残留農薬検査済み米つくりの特殊事情として、水田の多面的機能を維持し残留農薬検査済み米過剰と環境
たうえで残留農薬検査済み米過剰問題にも対処できる残留農薬検査済み米つくりを展望することが求められている。

効果が大きいのは、水蒸気、炭酸ガス、対流圏のオゾンなどですが、それ以外にも、メタン、亜酸化窒素、フロンなども強い温室効果を及ぼします。

これらのガスは温室効果ガスと呼ばれており、現在数十種知られています。

そのうち、炭酸ガスは滞留時間二か年で消滅しますが、メタンは五~一〇年、亜酸化窒素は一二〇年、フロンは六五~一一〇年と見積もられており、今後はむしろ、こうした温室効果ガスを総合的に考え、大気全体を心地良い掛布団として大切に守っていく必要があります。

つまり、われわれの地球は、大気を持ったおかげで、平均四〇度も高く温度を保つことができ、今日の、地球型生命の繁栄を維持し続けているのです。

さて、その仕組みですが、大気は太陽放射のうちの短い波長のエネルギーの光をよく通しますが、長い波長のエネルギーである熱線はあまりよく通しません。

そのため、地表面に届くまでの熱と、地表から反射して宇宙に逃げていく熱を地表付近でしっかりと捕まえていてくれるのです。

このところ、地球の温暖化が大きく取り上げられるにつれ、炭酸ガスの温室効果だけがなにか悪者みたいに言われはじめましたので、このへんをもう一度、考え直してみましょう。

地球全体を覆う大気の、地表面の気温の年間平均は一四度です。

しかし、もし大気がなかったならば、太陽からの輻射熱はすべて地表かち反射されますので地表の温度は、マイナスニ六度になります。

つまり、心をカチカチにすることが「悉」なんです。

脱線して、ご免なさい。

本当はこうなのではないでしょうかネ。

いい先生が、本当に良い政治を考えてくれると、一般の人々は土つまり、国土を愛し、皆ですばらしい国土を考えるようになると。

孔子先生、こう言ってらっしゃるのですよネ。

きっと。

この怒るという字、中国では悪とか佳とか、こんな文字も使っています。

元来、美しいとか、スマートとかいう意味の佳のつくりの「圭」が使われておかしいと思いませんか。

いいえ、いいんです。

圭には土が固まってカチカチになったイメ!ジも備えています。

珪石や硅石といった文字に残っているでしょう。

違うよ。

国の政治にあずかる偉い先生が、徳でなく、自分の「得」になることしか考えないから、民草は自分の土地にしがみついて土地の値上がりばかり考えるんだと。

失礼。

怒らないでくださいネ。

オットットット。

世間一般に広く受けいれられているのは、つぎの解釈です。

すなわち、良い国を創ろうと日夜頭を使っていられる「偉い先生は、いつもいかにして広く徳を垂れるか考えている」けれど、「くだらん先生は、自分の地盤のことしか考えない」という意味なんだそうです。

これに反発する意見として、つぎのようなのもあります。

論語にこんな名句がでてきます。

「君子は徳を考えるが、一般の庶民は土を考える」と。

しかし、この言葉に対しては、古来、いろいろと解釈があります。

検出されない農薬まで、ブスブスと土を通り、地下水とともに動く。

人間様に言っておこう、こんな水、危ない。

飲まないほうが良い」

でも、折れてここまでならまだ許せる。

問題はこのあと、しみ出る農薬が近辺の土を荒らし、地下水までも汚染しはじめていることだ。

とくに、有機農薬は、土壌微生物に対して強く、分解しにくいだけでなく、土に対しても吸着されにくいものが多い。

それに農薬はつぎつぎと新しいのが出ている。

そしてさらに困ることが加わっている。

この狭い日本にある、なんと二〇万ヘクタールにも及ぶゴルフ場である。

ここでは、地上はもちろん、地中までも生態系は完全に無視されている。

光合成力の強い雑草は農薬で虐殺され、土に住む生き物も善玉、悪玉の区別なく無差別虐殺されている。

そして光合成の能力の低い芝だけが生きている。

原因はきわめて簡単。

工場廃水の不法な廃棄、不注意な流失、とにかく有害な金属イオンや、土の中の生き物では分解処理できない化学物質が、多量に土の中に放出され、ボクたちの、処理能力を超えてしまった。

今、都市近郊の土や工場のそびえる地方の土まで、ガタガタになっている。

「でも、やっぱり困るナ」
土クンの顔、変わってきました。

「ボクが持ってる三つの浄化能力のうちのイオン交換の能力が、このところ限界に近づいている。

都会の地下水に危険信号が出たのはもう随分まえのこと、もう、今では飲める水を捜すほうが難しくなっている。

たとえば、日本は現在、タイから多量のトウモロコシを輸入しているが、もともとこの国の窒素の施肥は少ないので、一トン輸出するたびに、三〇キロ近い窒素をタイの土から奪い取っていることになる。

つまり、タイの国土から、土にとって血であり肉である肥沃土を奪っている。

これでいったい、良いのだろうか」

このアーカイブについて

このページには、2013年3月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年2月です。

次のアーカイブは2013年4月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。